女子フィギュアFS-21番目
場内:a next skater.
場内:japon.
場内:japan.
場内:suzuka arakawa.
刈屋:日本の荒川静香です。
刈屋:ショートプログラム3位。
刈屋:パーソナルベストで3位。
刈屋:フリー。
刈屋:大好きな曲で、最高の舞台で演じる幸せを感じながら。

刈屋:世界の頂点に立った、思い出の、そしてとっておきの曲です。

刈屋:トゥーランドット。(誰も寝てはならぬ)
@♪

刈屋:最初にトリプルッツからのコンビネーション。
7.50+0.43=7.93
佐藤:トリプルルッツ、ダブルループ。

刈屋:そしてこの後です、3回転、3回転。
5.80+0.29=6.09
刈屋:ん!?、3回転、2回転にしました。

佐藤:トリプルサルコウ、ダブルトウループ。
刈屋:2回転にしました。
5.50
刈屋:トリプルフリップ。
FCSp4 3.00+0.36=3.36
SpSt4 3.40+1.29=4.69
佐藤:体がよく動いてますね。
刈屋:動いてますね。
刈屋:表情にも余裕があります。

刈屋:さあ、ここからの2分15秒間。
刈屋:荒川静香、長野から8年の思い。
3.30+0.29=3.59
佐藤:ダブルアクセル。
3Lz 6.60+0.43=7.03
1.70
佐藤:ダブルループ。
CSp4 2.40+0.21=2.61
3S+2T+2Lo 8.00+0.57=8.57
CCoSp4 3.50+0.29=3.79
SlSt3 3.10+0.36=3.46
CCoSp4 3.50+0.50=4.00
佐藤:ホントにエッジによくのって、カーブにのって、 ショートプログラムん時の倍ぐらい…いい伸びのスケートですね。
刈屋:パラヴェーラ、初めてのスタンディングオベーション!!

刈屋:よかったですね。
場内:japon.
場内:japan.
場内:suzuka arakawa.
佐藤:ああ〜。

佐藤:ホントによかったぁ〜。

佐藤:このオリンピックのメダル争いのかかっている…
刈屋:ええ。
佐藤:このプレッシャーの中でここまでの…
刈屋:はい。
佐藤:演技が出来るっていうのは、ホントに凄い。
刈屋:凄いですねぇ。
刈屋:演技もよかったですし。
刈屋:そして…続けてきてよかったですね。
佐藤:そうですね。
刈屋:世界チャンピオンになって一度はもう引退を決意した荒川ですが、
一年を掛けてトリノを目指す決意を為直して、
そして本当に最高の状態で仕上げてきました。
刈屋:僕も9年前から荒川さんを見てますけど、最高ですね。
@コーチと抱き合う
佐藤:公式練習の時も、毎日毎日、日に日によくなっているのが目に見えましたよね。
刈屋:ええ。
刈屋:そして、このオリンピックの雰囲気を楽しむ余裕もありました。
@リプレイ
佐藤:トリプルルッツ、ダブルループ。
佐藤:これがまず一番最初のコンビネーションですね。
刈屋:はい。
佐藤:そして、この今日の時点でサーシャ・コーエンも滑ってますし、 トリプルサルコゥからトリプルトゥループでいつも練習しているんですがダブルにしました。
佐藤:これは非常にいい決断だったのではなかと思うんですが…。
刈屋:はい。
刈屋:それは確実にメダルを獲りにきたと?
佐藤:そうですね。
刈屋:はい。
佐藤:ただメダルの色を、
刈屋:ええ。
佐藤:どの色にするかということになりますと
刈屋:はい。
佐藤:一つ途中でトリプルループが
刈屋:はい。
佐藤:2回転になりましたし、その辺が
刈屋:ここですね。
佐藤:まぁ、この後に滑る選手の出来によってどうなるでしょうか?という問題ですね。
刈屋:はい。
刈屋:そうですね。
佐藤:ただ、こういった動きはもう…。
刈屋:このイナバウワーの時に、もう拍手がずーっともうね。
佐藤:空気をしなやかにしましたね。
刈屋:しましたね。
刈屋:そして、この時からもう拍手がずーっと鳴り止みませんでした。
刈屋:そして女子フィギュア、初めてのスタンディングオベーション。
@日本コールをする観客
場内:please suzuka arakawa.
刈屋:いやー、ホントにこうゆったりとゆったりと 「これがステップですよ」というのを…見せ付けましたね。
場内:tec.
刈屋:ショートプログラムの時にもファイブコンポーネンツの内…
@得点が掲示板に出てどよめく場内
刈屋:スケーティング技術は…うわー、62点!
刈屋:これも63点!
場内:please.
刈屋:パーソナルベストを超えました。
刈屋:フリー、125.32!
刈屋:191点、191.34!!
刈屋:トップにたちました、荒川!!
刈屋:この時点で、この後村主が滑りますので 日本選手がトリノオリンピックでメダルをもう取るのは間違いありません。
刈屋:これはスルツカヤに大きなプレッシャーです。

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