□目次に戻る□
それっきりな名簿・♂

【哀歌号】
「優駿の門G1」に登場した輓えい競馬用の牝馬。
名前の由来は天馬駿の母が出産後に亡くなった代わりに生まれたから。
誕生日が同じことからか、天馬駿とは兄弟同然の関係。
残念ながら競走素質がなかった為、つれていかれる運命に。
実際は競走中に心臓麻痺を起こして死亡したが、
明らかに虐待に近い最期である。
そんな彼女と同じ名前をボム男の長男につけた作者に虫唾が走る。
☆関連語☆
青い重戦車、天馬駿、早風号、天馬健、和田公平

【アイネスフウジン号】
○○コールの先駆者だったが、
直後の故障が原因で引退してしまった。
98年2月に馬主が自殺したり、供用先が移動したりと波乱の生活。
2004年4月5日に死亡。

【青い重戦車(な哀歌号)】
悲運のケンタッキーダービー馬アイカ号の通称。
犬や猫や鶏の鳴き真似が得意。
由来は700kgを超える馬体でゲードが遅れ気味でも、
恐ろしいほどの切れ味からか。
あのボムクレイジーの息子とは思えない程の性格でたちまち惹かれていった。
しかし、残り100Mで内臓破裂→執念で優勝→力尽きる。
母父同様ああみえて繊細すぎたのか、
かつて人間に殺された牝馬と同じ名前の呪いかは不明。
そんな最期と無縁だと信じていただけに、ショックが大きかった。
厩務員と戦友が父と同じだったらなあと今でも思う。

【青い弾丸】
カク地の青鹿毛馬・アルフィー号の通称。
育成時代での事件で臆病になって地方に左遷された。
戦友と厩務員のお陰で無敗のまま皐月賞馬になれたけどね。
その反動でダービーを回避寸前までの深刻なコズミ発症→
陣営に恩返しをしたかったからか出走の意思。
戦友の危惧通り、
残り100Mで故障発生→なんとか殿で完走→つれていかれる。
同世代のブルーエンブレムはもちろんだが、
後輩のボム男までライバル扱いされる存在に神格化されたのは嫌だ。

【アグネスタキオン号】
脚弱血統らしく、皐月賞制覇後に屈腱炎で引退。
(フジ系限定になりますが)皐月賞の本場馬入場がHEROのメインテーマ。
たまたま彼が出た時がサビだった伝説が。

【アグネスフライト号】
エアシャカールの3冠を邪魔したダービー馬。
その後は燃え尽きた&屈腱炎でそれっきりに終わった。
2回目の京都記念で引退寸前の戦友に騎乗できたのが印象的。

【アドベっち】▲
「アドマイヤベガ号」の事。
エリート過ぎて好きになれなかった。
母と同じように脚が曲がっていた中でのダービー制覇は凄い。
不吉な京都新聞杯を勝ってのがまずかったか、ダービー後は一度も勝てずに引退。
04年10月30日の夜明け前に胃破裂で死亡。
初年度産駒が活躍しだした矢先だった。

●【アドマイヤマックス号】
マックスはマキシマムの略。
骨折で出世が遅れたが、ついに宮杯を制覇。
安田記念2着とこれから推測すると左周りに強いのか?
馬なりの馬名トリビアでは無ほぉの扱いにされた。

【アルフィーセカンド号】
青い弾丸の全弟。
ベテラン騎手にとって最後の戦友でもある。
兄と同じように皐月賞を制覇する。
その後、ダービーで惜敗→直後のレースで戦友が死亡→激ヤセ。
なんとか立ち直った矢先の菊花賞で骨折してしまう。
それ以降作品に全く出なくなり消息不明に。

【アレ】
ザッツザプレンティ号の事。
That's=アレから。
ダンスインザダーク産駒初のG1勝ちだったが、
それっきりの息子らしくエビで菊花賞だけに終わった。
JCで2着だったから、皇帝みたいになれるかとも思ったけどね。

【エイシンチャンプ号】
ネオユニとは同じ厩舎だけど人気がなかったな。
事実上は持ち込みなのに、デビュー時はマル外扱いにされた。
朝日杯でお世話になったが、弥生賞以降それっきりに。
(菊花賞前の熱発の影響かも?)
普通なら種牡馬確定の成績だったのに、左遷させられた。

【オサイチジョージ号】
宝塚記念で燃え尽きた1頭。
立ち読みでつれていかれた事を知った時は少し悲しかった。
生産界の没個性で閉鎖的な一面が垣間見える。

【オフサイドトラップ号】
同期のナリブっちとサクローが勝てなかった秋天で優勝。
圧倒的本命だったサスズっちがつれていかれたのであんまり評価されていないのが悲しい。
03年に種牡馬をクビにされた。

【オペックホース号】
ダービー以降それっきりになった馬の1頭で、
もちろん種牡馬生活は見限られた。
そんな彼が今でも競馬ファンの心に残るのは、32連敗で引退したから。
(実は非公式で杉本氏がそのダービーの実況をした呪い疑惑も)

【画家】
ショウナンパントル号の事。
肺の病気を患ってたとは知らなかったよ。

【軽石くん】
カルストンライトオ号の事。
名前が文字制限で1文字足りないせいか、出世が遅れていた。
04年のスプリンターズSでは悪天候のお陰で逃げ切った。
(ヤネにとってはサニブっち以来のG1制覇)
しかし、1年後に体重が減り続け+故障で引退。

【キーストン号】▲
元ネタはペンシルバニア特急から。
皐月賞惨敗後、ダービー制覇。
あの最期に杉本氏がパドック解説。
当時の一部がJRA50周年サイトに公開されていた事もあった。
広末氏が出演したドキュメントのネタにされた。

【ギャランドアロー号】▲
皐月賞馬だったが、NZT後の5月30日の調教でつれていかれた。

【キョウエイマーチ号】▲
桜花賞馬だったが、07年5月に出産後の大腸変位で急死。

【クライムカイザー号】
76年のダービー馬。
成績はラストラン以外は安定してたとか。
タニノハローモアと同じく札幌記念にでたのがまずかったか。
晩年はジジと呼ばれて心臓病で死亡?

【コスモサンビーム号】▲
よくみたらシュナイダーの戦友と同じ名前だったね。
朝日杯でお世話になっただけに、NHKマイルカップは惜しかった。
ダービーに行かせた挙句入院しちゃったので、
このローテにした戦犯に怒りたい。
06年阪急杯で心不全の為競走中止=死亡という最期に。

【サクラユタカオー号】
小島太騎手に最後のG1をプレゼントしたが、別の馬が勝ってほしかった。
(彼は故障明けで調子が悪かったけど)

【サスズっち】▲
トニービン産駒の予定だったが、混んでたのでSSになった。
秋天でつれていかれた「サイレンススズカ号」の事。
上村騎手での快進撃が見たかった…。
諸事情で南井騎手最後のG1勝ちを飾っている。
香港=無声鈴鹿。
法名=絵浮腕院壱壱大逃居士。
毎日王冠に出ないで宝塚以来なら勝ってたかも?

【シンボリインディ号】▲
オペオっちとは同期のNHKマイルカップ馬だった。
オペオっちが負ける数分前に哀しい最期。
翌日の競馬ブックで「シンボリインディは5月1日まで出走できない」と書かれた。
ギャロップ別冊の週刊100名馬から外された悲運の1頭。

【スズカマンボ号】
あの春天はマグレじゃないと思うけど、ヤネを間違えたとしかいいようがない。
大阪杯で再起不能になるなんて…。

【ゼンノエルシド号】
新馬戦での馬っけを某漫画でネタにされた。
マイルCS以降は燃え尽きたか。

【ダイアナソロン号】
桜花賞で燃え尽きたか?

【タニノハローモア号】
ミホノブルボンの先輩。
タケシバオーといった有力勢をあざ笑う逃げ切り。
札幌記念に出ないで菊まで休むべきだったか。

【タニノギムレッド号】
元ネタはカクテルの名前から。
皐月賞で負けなければ、
NHK→ダービーなんて糞ローテはなかっただろう。
シンザン記念馬初のクラシック制覇ではある。
杉本氏に宣告されても強さを見せてただけに残念。
娘のウオッカがダービーを勝ったのに驚いたが、奇しくも総理降臨ダービーだった。

【タヤスツヨシ号】
名前の由来は馬主の知り合いから。
小島貞騎手に2回目のダービーをプレゼントするが、
それっきりになっちまった。
2着のジェニュインはもう1つのG1を獲れたのに。

【ダンスインザダーク号】
皐月賞=寝込んで回避。
ダービー=フサコンに差しきられる。
なんとか菊花賞で勝てたが、レース中にエビをやっちまった。
京都新聞杯勝ち馬だったのが駄目押しだったか。

【ダンツシアトル号】
屈腱炎+杉本氏の宣告を乗り越えて宝塚記念を勝つが、
米まきくんの死に隠れてしまう。
その後、屈腱炎の再発で引退。

【ダンツフレーム号】▲
元ネタ=冠名+炎=flame。
イマイチ君ながらも、宝塚記念を優勝。
引退後はヒサトモやマルスのように地方馬で再デビューするが、05年6月05日で乗馬にされた。
05年8月30日に肺炎で病死。

【ナスノコトブキ号】
菊花賞を鼻毛の差で戴冠。
翌年の春天で再起不能の大怪我。
闘病生活に入るが、(脳を侵された影響で)父と同じく狂死。
担当した相棒も発狂して消息不明とか。

【ナリトっち】▲
ナリタトップロード号の事。
G2大将なのに菊花賞を獲っちゃった雰囲気。
同じナリタ系のナリブっちと比べると何かがなかったか。
3年連続春天3着という不名誉な記録を達成しちゃう。
その翌年にヒシミラクルがあっさり盾+宝塚を勝ってしまい、
代表産駒の座から転げ落ちる。
05年に膀胱結石による急性心不全で死亡するが、
皮肉にも菊花賞を勝った同じ日だった。

【ハットトリック号】
マイルCS以降はペリエの呪いでダメだったが、
07年に南アフリカから種牡馬のオファーがあった。

【ハマノパレード号】
逃げ切って宝塚を勝った1週間後に宮杯で重傷を負って死亡したが、その後に出荷されたとは…。
こんな最期は彼だけでいいよ。

【ファンタスト号】
皐月賞馬だが、函館記念からしばらくたったある日に腹痛で死亡。

【フサイチコンコルド号】
和製ラムタラとも呼ばれるが、体が弱かったので菊花賞で引退になっちまった。

【ヘブンリーロマンス号】
エアグルーヴと同じパターンだったのを見落としたあたしが馬鹿なだけ。
偶然にもファレノと同じ勝負服だな。
勝った後にヤネが騎乗敬礼したのは伝説になった。

【マーくん】
性格がキツすぎて去勢されたマーベラスクラウン号の事。
JC以降はレガシー化。

【マーさん】
骨折の影響で出世が遅れるが、宝塚記念を勝ったマーベラスサンデー号の事。
サクローとマヤトンがいると先着できないのが悲しい。
レース前に立ちションをする癖がある。

【メイショウドトウ号】
700万円で落札された。
オペオっちに6回邪魔された不運な男。
運良く宝塚で勝てたけど、「それっきりになる」予感通りに終わる。
オペオっちとの合同引退式は勘弁してほしい。
馬なりではオペオっちにハートマークを出しているらしい。